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NDフィルター

NDフィルターとは?

NDは”Neutral Density”(中性的な濃度)の略で、光の透過率を調整するためのフィルターです。
レンズに取り付けて外部から入る光の量を減少させる目的で使用しています。

カメラ等で撮影する際に、明るい環境でシャッタースピードや絞りを制御し、
適切な露出を得るために必要な光学部品です。

匠のコーティング標準在庫品

ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

安達新産業では、ご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。
冒頭の特性チャートは50%の透過率ですが、それ以外の透過率も対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。

また、基板の特性並びに、お客様の要望に合わせた設計を行いますので、
お問い合わせ時に、ご希望の基板種や波長帯をお伝え下さい。

用途事例

FA(Factory Automation)機器

1. センサー保護:
FA機器には様々な種類のセンサーが使用されており、
保護の目的で、NDフィルターが採用されることがあります。

NDフィルターを装備過剰な光や環境条件からセンサーを守り、
正確なデータ収集を確保します。

2. カメラシステムの調整
工業用カメラシステムや画像処理装置では、周辺環境の明るさや
反射光を調整し、正確な画像処理を行うために利用されます。

NDフィルターを付属することで、製造ライン上での品質管理や
検査品質の向上を目的として使用いたします。

3. レーザー機器の調整:
レーザーを使用する測定や切断などのプロセスにおいて、
NDフィルターはレーザー光の強度を調整し、安全な作業環境を確保します。
また、正確なレーザー測定を行うためにも使用されます。

4. 光学機器のバランス調整:
FA機器においては、さまざまな光学機器が組み込まれています。
NDフィルターは、これらの光学機器のバランスを調整し、安定性や
正確性を向上させるために使われます

自動車機器用途

1. ヘッドアップディスプレイ(HUD)
車のHUDシステムにおいて、NDフィルターが使用され、
ディスプレイの明るさや視認性を調整するために応用されることがあります

2. ヘッドライトの調光
一部の自動車には、NDフィルターがヘッドライトに組み込まれ、
夜間や特定の条件下での視認性を向上させるために使用されることがあります。

ダイクロイックミラー

特定波長の可視光を反射し、その補色を透過することによって、色分解および色合成をおこなう製品群です。

吸収・散乱などの光損失が無いため、高効率の色分解・合成が可能です。

ダイクロイックフィルター

特定波長の可視光を透過し、その補色を反射することによって、色分解および色合成をおこなう製品群です。吸収・散乱などの光損失が無いため、高効率の色分解・合成が可能です。